いつも手元に「水晶玉子のオリエンタル占星術」

こんにちは、コジです。世の中にはたくさん占いがありますが、皆さん、なぜかこれだけはついついチェックしちゃうんだよね~という占いはありますか?

今日は、私が長く使ってきて絶大の信頼を置いている占いを御紹介します。

水晶玉子さんのオリエンタル占星術

実は私、水晶玉子さんのオリエンタル占星術を、もう20年ほどずっとチェックし続けているんです。

私がこの占いを知った当時、巷では動物占いというのが流行していて、割とみんなそちらに目をとられていたんですが、私は断然オリエンタル占星術を参考にしていました。たしか半年に一度ぐらい「FRaU」に載る感じだったので、買い逃さないように、そろそろ出そうだという時期には必死に調べて買ったものです。

中でも相性日運に関しては、今のところ、この占いをおいてほかにないと思うほど参考になります。

昨今では「FRaU」と決まったわけでなく、いろんな雑誌に載るようになっていたので、どこに載るのか神出鬼没で本当に厄介だったんですが、昨年から年間本として出るようになり、渡りに船というか、「よくぞやってくれた!集英社さん、ありがとう!」と密かに小躍りした私でした。

この年間本、昨年の2017年版もそうでしたが、今回の2018年版も、読み物としてもとてもおもしろかったですよ。昨年に引き続きゲッターズ飯田さんとの対談も収録されています。昨年版が好評だったのか、2018年版は色刷りがきれいになり、いろいろと改善が加えられていて、来年中ずっと楽しめて税抜き1,400円だなんて、お得感満点です。

なぜ「オリエンタル」?

さて、この占いはなぜ「オリエンタル占星術」という名前なのでしょうか。

それは、人の運命を星の動きから読み取る占いが西洋占星術として発達しつつ、それがシルクロードを運ばれてへと伝播し、インド、中国を経由して日本へもやってきたということで、それらのエッセンスをうまく統合して現代に合った占いの形で表現していることから、こういった名称にされたようです。

この占いのベースとなっているのは東洋のホロスコープとも言える「宿曜経(しゅくようきょう)」で、これはもともと仏教の経典であり、空海によって日本に伝えられた密教経典の一つなのだそうです。

月は27日で天を一回りするとし、月の軌道を1日ごとに27等分して、それぞれが「○宿」と名づけられています。

オリエンタル占星術で何がわかるの?

まず、そのうちどの宿の生まれかで、その人の大まかな特徴が示されます

普通の西洋占星術だと12星座で分類されますが、オリエンタル占星術では27に分類されるということです。しかも、西洋占星術では太陽の星座ですが、こちらは月の星座なので、ふだんは自覚していない特徴が語られていて、自分の分も他人の分もおもしろく感じます。

そして、宿と宿との相性をみることができます。これが大変システマティックで素敵!

6種類の関係性(安壊、栄親、友衰、危成、業・胎、命)と、3種類の距離(遠距離、中距離、近距離)の組み合わせでみていきます。これも人と人との関係性を探るとき非常に参考になります。

加えて、その日がその人にとってどんな意味を持つ一日なのか、刻々と移り変わる日運がつぶさに見通せます。

私が最初にオリエンタル占星術にはまったのは、まさにここがすごかったからなんです。何も考えずに普通に暮らしていて、えらく疲弊することが起こった日や、自分がひどい失敗をしてしまった日を後から見てみたら、六害宿というトラブルが起きがちな日や業のウィーク中だったので、それ以降、そういう日は前もってきちんとチェックしておいて、気をつけて過ごすようにしています。

慎重に過ごすことにより、何も起こらず無事によい一日が過ごせることも多いわけですが、それはそれで、よくない日になるより全然いいですもんね。

終わりに

私個人としては、このオリエンタル占星術を日常で活用することにより、結構楽しく毎日を過ごせていますが、基本的に占いに振り回される必要はないと思っています。気にし過ぎるあまり、自分の行動を制限してしまったり、すべきことをしなかったりするのは本末転倒ですもんね。

ですから、何でもそうですが、思考を縛られてしまわないように、こういったものは、日々の暮らしのエッセンスとして参考にしつつ、おもしろがって人生の波乗りを楽しめばよいのだろうと思います。日々を楽しむためのツールとして、私にとっては実際かなり有力な一つになっているんですけどね。

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