名古屋発、日帰りで伊勢神宮参拝をしたいときの鉄板ルート

こんにちは、コジです。皆さん、伊勢神宮に行ったことはありますか?

私はなぜかあの神社が好きで、いつのころからか定期的に通っています。うちからですと公共交通機関で2時間半弱あれば着くので、日帰りで気楽に行くことができるんです。

あそこは閉鎖的なところがなく、たくさんの人が楽しそうにお参りしていて、お祭り感覚で行けるのが気に入っています。森も大きくて、おおらかなのに厳かですから、行くと何か安心するんです。おはらい町やおかげ横丁のあたりも楽しいですしね。

一時期はバカみたいにしょっちゅう行っていて、そうなってくると道筋ができるのか、仕事でも三重県関連のものが増えたり、伊勢市まで行く機会ができたりして不思議でした。

伊勢へは突然思い立ってひとりで行くことが多いんですが、何度も行くうちに快適なルートが確立されてきましたので、ちょっと紹介してみたいと思います。

「伊勢参りに行きたいけど、どうすれば一番無駄なく回れるんだろう」と思っている方の参考になれば幸いです。

名古屋からのアクセス

名古屋から行く場合を仮定してご説明していきます。

(なお、以下の情報は2017年8月現在のものですので、それ以降に改定されているおそれがあります。私も発見したら都度修正するつもりですが、皆さんも詳細は確認してからお出かけくださいね。)

車以外ですと、通常は近鉄JRを使います。どちらでも名古屋駅から伊勢市まで1時間半強程度です。

以前は電車の本数も少なく、「通勤ラッシュか!」と思うほど混雑する時間もあったんですが、最近は、サミットが開催された効果もあってか、かなり便利になりました。

いろいろお得な切符やプランが発売されていますが、中でも私がオススメしたいのが、JR快速みえ得ダネ4回数券です。

名古屋市内-伊勢市は4,920円で、1枚当たり1,230円。

つまり、何と、通常の2,000円より770円もお得なんですー!!

便数は1時間に1本と少ないんですが、バスツアーなどと比べても、ぶっちぎりにお得だと思います。

この切符は出発駅の窓口などで買えます。ちなみに、JR千種駅では券売機でも買えましたので、主要な駅なら窓口に並ばなくても券売機でさくっと買えるかと思います。

名古屋市内」からなので、中央線なら名古屋駅から新守山駅まで、東海道線なら名古屋駅から南大高駅まで、関西線なら名古屋駅から春田駅までの運賃も含まれています。そちらのほうから電車を利用される方は、よりアンビリーバボーにお得ですね。

ただし、1枚ずつで使えるのはいいんですが、買った日からの有効期間が1カ月なのが難点です。つまり、2人で行く方に最適ということですね。1人で行く方は、1カ月のうちに2回行く予定なら使えます。

私の場合、友達と行くときや年末と年始に一度ずつ行く気でいるときなどには、必ずこの切符を使っています。1時間に1本運行の快速みえですが、気合い十分のときは7時台、ふだんは8時台か9時台の便に乗っていきます。土日は時と場合によりますが、平日なら割といつも座れています。

さて、出かけましょう!

まずは外宮へ行く

伊勢神宮は外宮から内宮へとお参りするのが正式だそうですから、まずは外宮へ行きます。

ここへ行くのは至極簡単です。伊勢市駅に着いたら、目前の大きな道をただ真っ直ぐ5分ほど進むだけで着きます。駅にマップなどありますので、もらっておくと便利です。

あと、もしも外宮・内宮以外のところへも行きたい場合にオススメなのが、「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」です。

伊勢市駅前の三重交通の切符売場で買えますので、外宮に向かう前に買っておきます。路線バスとコミュニティバス「CANバス」が乗り放題になり、1日券が大人1,000円(子供500円)、2日券が大人1,600円(子供800円)です。

バスの運賃は、外宮から内宮までが大人430円なので、往復するだけなら都度払ったほうがお得です。交通系ICカードに対応していたので、チャージさえしておけば料金を払うのもそれほど面倒ではありませんでした。ほかの観光地などにも寄りたい方は、「みちくさきっぷ」の1DAYフリーが断然いいと思います。

水族館や資料館など各種施設の割引もあるようですので、詳しくは三重交通のホームページで確認してみてください。

外宮や内宮のお参りの仕方については別記事でじっくり読んでいただくことにして、ここでは移動のルートだけに注目してどんどん話を進めたいと思います。

参考記事

伊勢神宮(外宮→内宮)参拝の順序と、子安神社で奉納する鳥居についての特記

内宮へ移動

外宮をお参りしたら、今度は内宮へ向かいます。

バス停は外宮を出てすぐの大きな道沿いの大変わかりやすいところにありますので、迷うことはないでしょう。本数もかなり充実していて、臨時便などがどんどん来ますので、時間を気にする必要もないと思います。外宮から内宮まで、渋滞などの状況にもよりますが、大体20分程度で着きます。

ちょっとおなかが減っているかもしれませんが、まずは何よりもお参りです。まっすぐ内宮に向かいます。

神社などにお参りするときは、「○○のついでにお参りでもしとくか~」というようなことでなく、「お参りメインで来てまっせー」という姿勢を示すことが大事だそうですから、とにかくお参りを第一に!! しかも、できれば正午になる前にお参りを済ませたいところです。

とはいえ、私自身、9時台の快速みえに乗ってしまったりすると、正午ぎりぎりに内宮へ入り、滑り込みセーフかな……みたいなことになっております。もう少し早く起きればいいんですけどね。神様、ごめんなさい。

おはらい町・おかげ横丁でランチ

お参りを終えたら、多分皆さんおなかが減っていると思いますので、おはらい町・おかげ横丁でランチをどうぞ。おはらい町がメインストリートで、おかげ横丁はその一画にくっついているというようなイメージです。お店の情報はいくらでもあるでしょうから、皆さんのお好きなところでお好きなものを召し上がれ。

ちなみに私はどうかといいますと、「岡田屋」で伊勢うどんを食べ、隣の「カップジュピー」でコーヒーと何か甘いものをというのが定番です。

ちょっと気分を変えたいときは、おかげ横丁の「ふくすけ」で伊勢うどんを食べます。オープンエアなのが気持ちいいんです。手打ちが食べられたらラッキー。天ぷらはいまひとつ。月見、とろろはナイスです。

以前友人と行った「とうふや」もよかったですよ。ここはおはらい町の端のほうまで歩き、ちょっと横道に入った五十鈴川沿いにあります。ロケーションとともに建物もすごくすてきで、豆腐料理をおいしく食べました。

土産物屋もたくさんありますので、時間があればぶらぶら散策してみてください。とにかくみんな楽しそうに歩いているので、こちらもお祭り気分で楽しくなります。

ほかも回りながら帰途につく

お祭り気分はいいから、もっと神社を回りたいという方は、バスを使ってちょっと遠くまで行くもよし、外宮・内宮の近辺にある神社に徒歩で行くもよし。

夫婦岩二見興玉神社も見ごたえありますし、歩いて行けるところなら、個人的には、外宮からなら月夜見宮、内宮からなら猿田彦神社なんかが好きです。

とにかく帰りの快速みえの時間に間に合うように、逆算して動けばオッケーかなと思います。

このとき注意しなければいけないのは、伊勢市駅へ戻るとき、内宮前からバスに乗っても外宮前までしか行かない便があるということです。そこから駅まで5分程度は必ず歩く必要がありますので、時間の読み間違えがないようにお気をつけください。

私の場合、この最後の外宮前から伊勢市駅へ歩くときに赤福を買います。外宮のすぐ前に赤福の支店があるんですね。最近値上がりしちゃってちょっと悲しいんですが、衣食住の守り神である豊受大御神の目前で売っている伊勢名物って、何かいい感じがしませんか? 恐らく同じものが名古屋駅でも売っているんですが、何となくわざわざ外宮前で買ってみたりしています。

伊勢市駅に着いたら、快速みえで名古屋へ帰ります。

この記事では私の日帰り伊勢参りルートをご紹介しましたが、もし1泊できるなら、「みちくさきっぷ」を駆使して鳥羽へ行ってみることをお勧めします。海の幸がおいしいですし、いい温泉もありますし、鳥羽水族館やミキモト真珠島など良質の観光施設もありますし、観光船での伊勢湾めぐりもできます。

鳥羽駅から無料のシャトルバスで行けるタラサ志摩に宿泊すれば、タラソテラピーを味わったり、美術品を眺めたりもできて、一気にリゾート気分に浸れますよ。これについては関連記事をご参照ください。

タラソテラピー:海と太陽光で心も体もリフレッシュ

まさかの遭遇! タラサ志摩にニキ・ド・サン・ファールのブロンズ3体が!!

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