こんにちは。コジです。
皆さん、足にも腱鞘炎があるってご存じでしたか?
今日は、私が今年10月頭に傷め、まだ完治していない足のお話です。
それはある日突然に
昔、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」って歌がはやりましたが、そんな素敵なものではなくて、私を突然襲ったのは左足の激痛でした。
忘れもしない10月2日、ランニングをしていて、8キロ走ったあたりで左足裏にビキーンと痛みが走り、そこから歩くことすらつらい状態になってしまったんです。
初めは足がつったのかな?ぐらいに思っていた私でしたが、いくら時間がたっても楽にならず、むしろ痛みがひどくなっていくので、近所の整形外科へ行きました。ほんの1キロぐらいのところなのに歩いて行ける気がせず、自転車で行きました。
こう言っては申しわけないんですが、整形外科ってあまり役に立たないんですね。そこがたまたまそうなのかわかりませんが、痛いところを聞いて、その箇所のレントゲンを撮って、骨に異常がなければ、湿布と痛み止めだけで、はいおしまい。
特に原因箇所の特定もせず、病名とかも言わず、湿布を貼って様子を見よとのことでした。まあ、足の至るところに痛みがあったので、一番もとになっている箇所は自分でもわからなかったんですけどね。
帰宅後、そんなものなのかなぁと、先生の言うままに湿布を貼って数日安静にしていたのですが、これが全く一向に改善しなかったんです。
5日たっても痛いままなので、私はもう一度整形外科に行きました。でも、何もしてくれることなく、また湿布と痛み止めのご提案。痛い箇所に痛み止めの麻酔注射を打つというのですが、そんなことで治る気がせず、断りました。
どうしたらいいんだー!
どうしたらいいんだろうと考えて思いついたのが、ジムの友達がいいと言っていた接骨院✨でした。
スポーツをして傷めた身体を診ててもらっていると言っていたので、いいかもしれないと思い、そこへ行きました。
これが正解でした!!
先生はもともとバスケットをやっていたとかで、スポーツをして傷めた身体への理解が深く、新しい知識もずっと学び続けているようで、いろいろとアドバイスをしてくれました。
まずは痛みをとることが最優先ということで、患部への電気治療、空気圧のマッサージをした後に、先生の治療。ゴムバンドを巻いての治療に加えて、テーピングをしてくれて終了です。
このゴムバンドを巻いての運動が痛いこと痛いこと。激痛なんですが、これがいいらしい。
それから、テーピングをしてもらうととても楽! 今まで運動とは無縁だった私はテーピングなんてしたことなかったのですが、こんなに違うものなんですね。
数回通ったころ、「これは結局どこがどうなっているんですか?」と尋ねてみたところ、先生曰く、「多分だけど、足の腱鞘炎みたいなものじゃないかと思うよ。足の親指から足首にかけての腱や腱鞘、筋に痛みが出ている感じだね」とのこと。
手の腱鞘炎はよく聞きますが、足にも腱鞘炎があるんですねぇ。私も速記の書き過ぎで手が腱鞘炎みたいになることがありましたが、足は初めてです。
さらに、先生に診てもらって判明したのですが、実は、私の足は強めのハイアーチだったんです。つまり、偏平足の逆で、土踏まずが高過ぎになっており、私の場合は外側まで浮いているとのこと。
接地面積が少ないため、着地のときの負荷が一般の人よりかかるそうで、それをカバーしようとO脚ぎみに足が外側に倒れ、土踏まずがより上に上がり、足の内側の腱・腱鞘や筋はもとより、足首も痛めやすい傾向にあるらしい。
土踏まずの部分だけをサポートするちょっとしたクッションみたいなアーチサポーターを挟んでもらうことで、ぐっと歩きやすくなりました。
それでも治らない
ただ、そうやって2週間、週2で接骨院に通い続けても、私の足の痛みはとれませんでした。
左足なのですが、ずっとどこが痛いのかすらよくわかりません。足の裏、甲、内側、外側と、痛い部分がころころ変わるんです。ですから、先生にどこが痛いのか聞かれても、毎回言うことが違ってしまっていました。
私の左足はもうずっとこのまま治らないんだろうか、先が全く見えない・・・と落ち込んだりもしました。そんなふうにしてしまったのは私自身なのに、まさに身体と心はつながっているようで、無駄に凹んでいました。
そんなある診療の日、先生に「ところで、食事プログラムはちゃんとやっていただいていますよね?」と言われました。
そうなんです~(涙)
実は、この接骨院には特徴があって、まず、人の体は食べたものからできているのだからということで、食事のプログラムを提案してくれていたんです。
でも、なかなかきついので、それほど真面目にやらなくてもいいかなって、私は適当にやっていたんですね。
それを正直に話したら、「せめて痛みが引くまででも、まずはやってみてください。2週間で楽になってくると思いますよ」とのこと。
うーむ。2週間で本当に楽になるの?と半信半疑ながらも、そこまで言うならと、藁にもすがる思いで、私はそこからきっちりがっつりその食事プログラムを開始!
※ 食事プログラムの詳細については、また改めてまとめて記事にしますね。
10月2日に発症し、食事プログラムを真面目にやり始めたのが10月24日から。でもって、何と、本当に2週間後には痛みが引いてきたんです。すごいっ!!
足をつくだけでも痛くて、まともに歩けなかったのが、日に日にめきめきと改善し、毎朝起きるたびに楽になっていました。「あれっ、今朝は足をちゃんとつける!」、「あれあれっ、今朝は足にちゃんと力が入る!」、「ああ、痛みの元凶はここだったんだ!」となっていきました。
ころころと痛む箇所が変わっていたのですが、最後に残ったのは、足の親指の先から足首の甲側の付け根にかけてのラインでした。ジーンとしびれたようになったまま、いまだにそこだけしびれがとれていません。でも、えらいもんで、初期の先生の見立ては正しかったんです。
手の腱鞘炎でも結構時間かかることですし、今までの蓄積で症状として出てしまったものなので、このしびれが完全にとれるまでにはしばらく時間がかかるんでしょうね。気長にちゃんと治していきたいと思います。
まだ継続して通う予定
この接骨院の特徴として、触診で脊椎のズレを丁寧に調べ、特殊な器具や機器を使って直接的にピンポイントでその場所にアプローチするという方法をとっていて、私の耳鳴りの話をしたら、それももちろん脊椎のズレから来ている可能性もあるとのこと。
それで、12月に入ってからは、そちらの治療に切り替えてもらっています。
そうしたらば、何だか背骨がいい感じ!!
今年は秋の一番いい時期に足を痛めて運動ができなくなってしまい、それは本当に痛恨だったけれど、この接骨院に出会えたからよしとしようと思っているところです。
先生は私より数個年下なので、長くつき合っていけそうなのもありがたい。月に数回通いながら、長く身体のメンテナンスをお願いできればと思っています。
皆さんも、無理は禁物ですよ。ついつい勢いでやっちゃうんですが、身体の声をよく聞いて、腹八分目で過ごしたいものです。いくつか前の記事で無理は禁物って私自身が言っていたのに、本当に情けない限り。
とはいえ、自分では限度ってわからないものなんですよね~。私なんか全く偉そうなこと言える立場じゃなくて、少し治ってきたと思うと調子に乗って動いてしまってまた傷めるというパターンを3~4回繰り返しました。反省。
まだしびれは残っているんだし、特に寒い間は身体もこわばりがちなので、よく準備運動をして、運動自体は軽めに軽めに抑え、ストレッチやマッサージなどしっかりアフターケアもしていこうと思っています。
運動って楽しいんですが、やはり何事もやり過ぎはいけません。あと、思えば確かに、やらかす前には、疲れが抜けにくかったり、足の痛みがなかなかとれなかったりしていましたから、そういう身体のサインもきちんと自分で見極められるようにならないといけないなと、本当に勉強になりました。