こんにちは、コジです。
12月29日には木星が水瓶座から魚座へ移動し、いよいよ2021年も最後の一日となりました。皆さん、今年はどんな一年でしたでしょうか。
耳鳴りのその後
私はといえば、いつになくずっと体調不良に悩まされた一年でした。
3月から始まった耳鳴りは、強くなったり弱くなったりしつつ今も続いていますし、8月には軽い熱中症で一度崩した体調を戻すのに非常に時間がかかりました。体がしゃんとしたのは秋めいてきた10月。そこからは、何とか体と折り合いをつけながら毎日過ごしていました。
ところが、12月に入ってすぐのころ、午前と午後で3時間ずつオンライン会議の仕事をしたら、また耳鳴りと頭痛が悪化し、眠れなくなっておなかを壊し、エネルギー不足で体も心も重くなり、意味不明の落ち込みや不安に襲われるみたいな、いわゆるまずいスパイラルの状態になりました。
これはまずいと思い、無理は一切せず静養し、ひたすら散歩や有酸素運動やストレッチで体を動かしつつ、腹式呼吸を心掛けて睡眠の質を上げ、何とか持ち直しました。えらいもので、一度失敗していると、同じ悪化スパイラルからはうまく抜けられるものですね。
ざっくり一言で言ってしまえば「自律神経の乱れ」なのでしょうが、もしかして脳自体に何か問題があるんじゃないか。実は、耳鳴りが始まって以来、頭痛もひどかったので、多分大丈夫だろうとは思いながらも、そんな懸念が常にありました。
とはいえ、脳の検査をしたほうがいいのかな~と思っても、大きな病院は敷居が高いし、そもそも病院が苦手な私は、ぐずぐずと行きそびれていたんです。
ナイスな情報がやってきた♪
そんな12月上旬のある日、体調不良の中、一本の電話が……。仕事のご依頼でした。
でも、お話をいただいた仕事の内容は、今の私の状態ではとても二つ返事でお引き受けできるようなものではなく、かといってバッサリ断るのも心苦しく、「実は……」ということでこれまでの体調の経緯をお話しする流れになりました。
そうしたら、その依頼者の方が私に、とてもよい情報を教えてくれたんです。
とのこと。
おおっ!そんなクリニックがあるんですか~!!
私は非常に目から鱗が落ちました。「大きな病院へ行って散々待たされ、何度も通った挙句に病気を見つけられ、標準治療のベルトコンベアに乗せられるなんてのは嫌だ。だがしかし、検査だけはしておきたい」と思っていたので、渡りに船のご提案でした。
皆さん、そんなクリニックがあるなんて、ご存じでしたか?
そこで私は、電話を切ってすぐ、近くにそういうクリニックがないかを調べました。私の住んでいる市にはありませんでしたが、近隣には結構幾つかありました。
あいち脳神経クリニック
その中から私が選んだのは、長久手市のあいち脳神経クリニックでした。
<参照HP> あいち脳神経クリニック
リニモの長久手古戦場駅から歩いて5分ほど。駅の前のイオンをぐるっと回って、ちょうど裏側のあたりにあります。
なぜここを選んだのかというと、時節柄、家からクリニックまで密を避けつつ公共交通機関でアクセスできそうだったこと、令和2年開院のため建物や機材がバッチリ整っているだろうと思ったこと、先生がお若くて情熱のある方のように思われたこと、口コミを見るとスタッフの方々も素敵そうだったことが主な理由となりました。
耳鳴りと頭痛が続く中、予約は年内にうまく入れられるだろうかとホームページを見ると、ネットから予約できるようになっており、思ったとおりの日程ですんなりと予約を入れることができました。電話で情報を得てから数日後にはもう診療当日という運びとなりました。
診療当日
10時の予約に合わせて病院へ着くと、今や当たり前のアルコール消毒と検温。血圧を測って、問診票の記入をし、さあ待ち時間はどのぐらいかな~と思いつつ待合室で一息つこうとすると、何と、すぐに呼び声が。
早いっ!!
急いで案内された部屋へ入ると、看護師さんがいらっしゃいました。ああ、事前に症状を聞き取ってくれて、それから改めて先生を待つ時間に入るのねと思いつつ、耳鳴りの詳細を力説しました。
今まで私が耳鳴りを癒すべくジタバタした様子は、もしご興味がありましたら、これまでの記事をご参照ください。
本人は結構つらいのですが、鈴虫と祭囃子なんていう秋祭りチックな耳鳴りなので、説明していて、ちょっと自分でも笑っちゃうんですよね~(汗)。
そんな話なんですが、看護師さんは大変親身に聞いてくれました。年齢から推察するに更年期の影響もあるかもとかいう話も、同年配ぐらいだったのか、共感を持ってアドバイスくださいました。
そうこうしているうちに、何と、先生がカジュアルに入ってこられ、そのまま診察に!
こちらは看護師さんとはまた違った聞き方で、「情」の看護師さんに対して、やはり先生は「理」という感覚。でも、きちんと真っすぐ話を聞いてくださって、私の要領を得ない愁訴から余すところなく情報を拾おうとされている姿勢が伝わってきました。
一通り診てくださった後、頭痛もあるので、やはり一度MRIを撮りましょうということになり、待合室へ戻りました。
ついに初MRI!
ここからしばらく待つのねと思いながらMRIを撮る前の書類を記入していると、それを書き終えるころにはもう女性の技師の方が呼びに来てくれました。
えっ!もう行けるんですか?と思いつつ、案内されるがままにロッカールームへ。
私は全身着がえなければならないものと思い込んでいたのですが、頭部のMRIなので、服はそのままで大丈夫なんですね~。
時計やアクセサリーだけ外し、荷物をロッカーに預け、すぐにあのテレビでよく見る丸い穴の開いたMRI装置のある部屋に行きました。
台の上に寝転ぶと、体を固定されるのですが、手が動かせないと思うと途端に顔がかゆくなり、2度ほど手をほどいて顔をポリポリさせてもらいました(笑)。女性の技師さんは大変感じよく、初めてのMRIでしたが、結果、リラックスして臨むことができました。
MRI自体は、私は合っていたようで、全く平気でした。音がうるさいと聞いていましたが、いろんな方向からいろんな音がして、むしろおもしろく、テーマパークのアトラクションに乗ったような気分でした。
しかも、何だか体がスッキリ楽になったような気すらしました。そんなことは理論上ないんでしょうけど、疲れとか老廃物的なものがジュッと焼き尽くされる感じがして、検査が終わるころには、来たときより明らかに頭が軽くなっていたように思います。
あれよあれよという間に検査は終わり、待合室へ戻りました。
結果発表
さてさて、今度こそ、ここから結果が出るまでに時間がかかるんでしょうと思いつつ、どっかり待合室で座ろうとすると、予想よりずっと早く呼ばれているじゃありませんか!
いそいそと診察室へ入ると、もう既に私の頭の中の画像が2つのモニターにあらわされており、先生が詳しく、かつ易しく説明してくれました。
どんな画像が今モニターに映っているのか、縦断面、横断面、血管などを適宜示しつつ、最近の出血などの有無、腫瘍や閉塞の有無、脳の萎縮の有無などを順番に教えてもらいました。
結果、特に問題なし。
このMRI検査では、ひとまず頭痛の原因になるような異変は見つかりませんでした。
ではなぜ耳鳴りと頭痛があるのか。
頭痛に関しては、私の症状からすると、肩や首のコリをほぐすことがまず第一だろうとのこと。確かに、肩や首は絶対に凝っていると思います。パソコン・スマホは毎日使いますし、急に寒くなってから運動をサボりがちだったので。
筋肉を柔らかくするようなお薬は出せるとのことでしたが、それはお断りして、自力でほぐすことにしました。
そして、耳鳴りの原因は、多分どこへいってもわからないのだろうと思います。こちらは、これからもゆるゆると地道に治していこうと思いました。
いずれにせよ、自分の脳のMRI画像を実際に見て、かつ先生に説明してもらうことで、脳自体に問題はないことがはっきりわかり、思っていた以上に安心することができました。
あれ以来、多少頭痛があっても、必要以上に不安になることがなくなり、すかさず首や肩のコリをほぐしたり頭皮のマッサージをしたりしてリカバーしています。そうするときちんと楽になるのが不思議です。
皆さんにもオススメします
とにもかくにも、頭痛やめまいでお悩みの皆さん、単科クリニックでの脳MRIはオススメです。
何がいいって、待ち時間が少ないのが、まず大変素晴らしい!
何せ、10時に行って、院を出たのが11時過ぎでしたからね。たまたま私がいいタイミングで行けただけなのかもしれませんが、それにしても大病院よりはずっと早いと思います。受付から会計まで大変スムーズでした。
そして、施設がきれいで、空気がきれいで、気分が楽。
特にこの院はスタッフも先生も清々しくてフレッシュでした。患者さんも、リハビリの方もいらしたかと思いますが、皆さん柔らかい顔をされていました。
加えて、検査結果をその日のうちに聞けて、事実をしっかり自分の目で見て理解できるので、気持ち的に一歩前へ進める。
治療するにせよ何もしないにせよ、まず自分の状態を知ることで、気持ちって随分変わるんだなということに今回気づきました。
3月からずっとモヤモヤした不安がありましたが、年内に一つ、思い切ってけりをつけることができてよかったと思います。
今年は一年、月に数回しか更新できない記事におつき合いくださいまして、本当にありがとうございました。来年も、皆さんの心が少しでも楽になるようなちょっとイイ情報を配信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、皆さん、どうぞよいお年を!
皆さんのハッピーな2022年を祈念しつつ!!