ICレコーダーの不明瞭な音声に困ったとき、外づけマイクが優秀です!

こんにちは、コジです。今日はお仕事関連のお話です。

外づけマイクの存在にご注目あれ

ICレコーダーで録音したものの、どうしても音がいま一つクリアに聞こえなくて困ることがありますよね。それは、レコーダー本体に内蔵されたマイクだけでは不十分だったからかもしれません。

そんなとき役に立つのが外づけマイクです。

外づけマイクとは何かといいますと、レコーダー本体に取りつけるマイクのことでして、そのマイクの感度が高ければ、よりよい音を採録できるという優れものなのです。

もちろん「レコーダー」と名のつくものであれば、もともとマイクが本体に内蔵されているわけですが、そのマイクの機能だけでは、例えば広い部屋での録音などに向いていなかったりするんですね。そういうとき、外づけマイクによって、本体のマイク機能の足りない部分を補ってやるわけです。

そこで今日は、私が今まで仕事をしてきて信頼している外づけマイクの紹介です。

ソニー ECM-DS70P

そのマイクとは、ソニーコンデンサーマイクECM-DS70Pです。


ソニー SONY コンデンサーマイク ステレオ/音楽収音用 ECM-DS70P

指向特性:単一指向性×2

周波数特性:100~15,000Hz

正面感度:-38dB±3.5dB(0dB=1V/Pa)

本体出力コネクター:金メッキステレオミニプラグ

サイズ:幅58×高さ57×奥行き16mm

質量:約10g

テープ録音、MD録音のころから散々いろいろな外づけマイクを試し、少ない給料から全く使えない機材を買って泣けたことも数知れずありましたが、外づけマイクについては今のところこれがベストです。ソニーの製品ですが、私の持っているオリンパスのICレコーダーでもよく人の声を拾ってくれています

ICレコーダーは時と場合によっていろいろな種類を使い分けますが、マイクはこれが中心で、今現在、私は三つ使っています。このマイクを必要とするICと、そうでもないICがあるので、この外づけマイクをつけたときと、そうでないときと、どちらのほうが聞きやすい音がとれるのか、お手持ちのICレコーダーで一度試してみてください。少なくともオリンパスのVシリーズなどは、これがあったほうが断然いい音がとれるかと思います。

ただし、アップル系には適応していないようですから、iPhoneなどで録音される方は使えません。また、このマイクは机の上に置いて録音する場合のオススメ品ですので、空間に浮かせて録音する場合は、これよりももっと適当な製品があるかもしれません。また、偽物が出回っているようですので、その点にも十分ご注意ください。

使い方

この外づけマイクの使い方はとても簡単で、実際にはマイク端子に差し込むだけです。マイク端子というのは、こういうマイクの絵がついているジャックです。

マイク本体は90度曲がりますので、マイク端子にダイレクトに差し込んで90度曲げ、あとは普通に机の上に設置して録音してください。

 

プラグインパワー方式ですので、電池は不要です。10gと軽いので、持ち運びにも便利です。

ちょっとしたコツ

マイクが机に当たってしまうと机の表面と干渉することがあるんですが、このマイクはうまく浮きますので、通常は問題ありません。

ただ、特に金属製の机の上に置く場合、本体の微細な振動音が気になることがありますので、そういうときは下に1枚布を敷きます

このICレコーダーはマイクを上方につけるパターンですが、このようにすると布がクッションになって余計な音を拾いません。レコーダーが埋まってしまうようなふかふかしたタオルでなく、ハンカチや薄目のタオルハンカチなどがいいのかなと思います。

また、これは私の感覚的なものなので、もしかしたら気のせいなのかもしれませんが、マイクが空間へ飛び出るように机の先っちょに置くのではなくて、マイクの前に机の面があったほうがよいような気がしています。音が机ではね返ってうまく録音されるような気がするのですが、詳しくはよくわかりません。

また、マイク部分はなるべく録音したい対象に向けて置きます。特定の人の声を録音したいなら、その人のほうに向けて置きますし、会議に参加しているみんなの声を録音したいなら、その参加者みんなの声が均等に聞こえそうなところに向けて置きます。

会場でどういう位置にICレコーダーを設置したらいいのか録音した音声から発言記録を作成するためのヒントについては、関連記事をごらんください。

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手元のICレコーダーに外づけマイクをつけるだけで、あっと驚くいい音が採録できることがあります。せっかく録音するなら、後で聞きやすい音をとっていただければと思い、私の経験からオススメの外づけマイクを紹介してみました。ご参考になれば幸いです。

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